161st meeting of Japanese Society of Veterinary Science

第161回日本獣医学会学術集会

2018年9月12日(水)、第161回日本獣医学会学術集会の生理学・生化学分科会シンポジウム「生理・生化学におけるバイオインフォーマティクスの潮流」に演者としてお呼びいただき話してきた。

「データベース統合化によるオミックス獣医学とバイオインフォマティクス」と題して1時間話させていただいた。 バイオインフォマティクスの概論的な内容を話して欲しいということだったので、ここ最近はあまりやらなくなったものの、昔のスライドをアップデートして。 Dr.Bonoの生命科学データ解析の第5章にあるデータ解析手法を、獣医学系の研究に関係深そうなところに重点をおいて概説させていただいた。

なぜか私以外の2人の演者が生物物理系だったのでそこはお任せして、いつもの塩基配列解析と発現解析における公共DB利用した研究の紹介。 事例を4つほど紹介したが、ちょっと盛りだくさんすぎて最後のはだいぶん端折ってしまった。 3つで十分だったと反省。でも話の流れの都合上、こうならざるを得なかったのも事実。今後、要検討。

座長をしていただいた先生は所属からしてそうかと思っていたが、共同研究でお世話になっている先生がよくご存知の先生だった。 全然知らない分野なのに知り合いで繋がってしまう、いつもの展開。 だが、その縁で講演に呼ばれたわけではなかったわけではなかった様子。 最初にメールしてきてくれた若手の先生が私を指名してくれたようで、講演終了後にお話ししたところ、やはりデータ解析で四苦八苦している模様。 そういうことが身近に相談できる先生が各大学いるといいのにね、といういつもの思いをまたここでも。 だったらいいな、で終わらせたくないね、本当に。


Written by Hidemasa Bono in drbonobon on 水 12 9月 2018.