'第3回 SPARC Japan セミナー2016「科学的知識創成の新たな標準基盤へ向けて : オープンサイエンス再考」'

2016年度SPARC JAPANセミナー3回目で今年度最後の今回は、セミナー担当を外れて、聴講者の一人として。

オープンデータやオープンサイエンスに対する考え方や温度は、分野によってさまざまであることを再認識できる良い機会であった。自分の専門分野である生命科学分野は、オープンデータに関してデータ登録が論文査読の前提であるなど先進的である部分もあるが、preprintが普及していないなどそうでない部分もあるとわかった。当然のことではあるが、自分の分野以外の周りを見渡してどうなっているか、定期的に参考にすべきであると痛感。図書館の人の役割として、複数の分野の研究者と関わりがある経験を活かして、分野を超えた提案を、自分の専門分野にタコツボ化した研究者にしてやれることが挙げられるのではないか、とふと思った次第。

twitterのハッシュタグは#sparcjp201603で、話や議論が追えるが、有志の方がtogetterにまとめてくれました。ありがとうございました。


Written by bonohu in misc on 火 14 2月 2017.