78th JCA day3
第78回日本癌学会学術総会3日目
3日目の最終日の午前にようやく自分の発表が。 「公共データベースを活用したDRYながん研究入門 / Introduction to DRY-intensive cancer research that makes full use of public databases」と題して、入門的な話をさせていただいた。 癌研究者が使いそうなツールを中心に五月雨式に紹介していった50分だったが、大きく分けて
- Gene expression
- Variant
- Cancer
の3つのカテゴリに分けて、8種類のツール群を紹介した。 その詳細は以下のスライドの通り。 100枚を超えるスライド数になったが、ちゃんと時間の50分に収まった。
基本、拙著生命科学データベース・ウェブツール(通称:統合TV本)の後半で紹介したデータベースやウェブツールを紹介したのだが、見ての通り対応する章がない項目もある。 それでも統合TVにはチュートリアル動画があるものばかりなので、「ツール名」+「統合TV」のキーワードでインターネット検索してください、と。 動画を見れば使えるようになると思うが、本を買って学ぶやり方もあり、ということで。
ここで紹介したウェブツールが使いこなせるようになったら、この癌学会学術総会で発売開始した「生命科学者のためのDr.Bonoデータ解析実践道場」こと道場本や、「Dr.Bonoの生命科学データ解析」ことBono本で学んでいって下さい、と締めた。
これまでの知り合いやそうでない人に拘わらず、会期中にあった人たちと話した感じでは個人的に問い合わせたい人が多いようだ。 しかし、本もあるのだし、それのネタになったことはこのぼうのブログや英語版のブログにもコンテンツはあるので、 まずは自分で調べてはいかがだろうか。 最近の統合TVにはRNA-Seqなどのデータ解析手法を紹介するものも増えてきているし。
その上で解決できない場合に、上記の本のハッシュタグ( #drbonobon や #drbonodojo )をつけてtweetしてみてはいかが。 ただ、誰かのtweetを見るだけ、じゃなくて。
つぶやけ、されば救われん
道場本(p1)より。