統合データベース講習会AJACS安芸
2016年7月5,6日に広島大学霞キャンパスでの統合データベース講習会AJACS安芸に講師として参りました。今年度、1回目。 講師としては、1日目の「遺伝子発現DBの使い方」と2日目の「ライフサイエンス分野データの可視化と共有化」を担当しましたが、2日目の講習でRを使うので前日入りして動作をチェック。ウェブブラウザとしてIEを使うとRのデータ読み込みで失敗して先に進めなくなるというトラブルにあい、講習中の時間ロスを未然に防げたのはよかった。やはり、前もっての動作確認重要です。
2日目の講習テーマは新規で、どれぐらい時間かかるか読めず、多めのコンテツを用意していったわけですが、やはり多めでした。Rを使ってもらうにあたり、作業ディレクトリを設定する(setwd())ところで多くの方がコケてそれをすべてフォローしていたら時間が無くなり、なんとかPCAをかけるのを見せれたぐらいで、Bioconductorの利用までみんなで講習できず。残念。
今回登録者が60人を超え、関心の高さを実感しましたが、その一方で反応がなく…。こちらも機械じゃないので、良い反応があるとさらに良い講習ができるのではないかと。参加者も増えて受講生層も変わってきたからでしょうか。
それにしても、こういう講習会もずっと続けていて果たしていいのだろうか?DBCLSがはじまった時から始めていて10年目。そろそろ見直しの時期に来ていると思います。いい加減、各大学でそういうことが教えられる人を雇って常時居るようにしないと、生命科学研究が立ち行かなくなるのではないかと改めて心配に思いました。