Comparative analysis of seven types of superoxide dismutases for their ability to respond to oxidative stress in Bombyx mori

活性酸素を除去する新型酵素を昆虫から発見

東京農工大学大学院農学研究院生物生産科学部門 天竺桂弘子准教授を中心とした研究グループによる共同研究論文 “Comparative analysis of seven types of superoxide dismutases for their ability to respond to oxidative stress in Bombyx mori” が Scientific Reports に掲載された。

活性酸素を除去する酵素を、カイコガ(Bombyx mori)とタバコスズメガ(Manduca sexta)でタンパク質ドメイン検索して候補を選定、それを生物(ナマモノ)で様々な条件で発現を調べたという研究。 今回も主に、RNA-seqデータ解析とタンパク質ドメインの配列解析で共同研究に貢献した。 もちろん、それらのデータは公共DB(Sequence Read Archive)に登録され、再利用可能なようになっている。 今回のRNA-seqデータは、前回公開したRNA-seqデータの追加分なので、SRAのaccessionとしては別のID(DRA005878)が追加されているが、BioProjectIDとしては同じID(PRJDB4976)から辿れるようになっている。

今回は、単にウェブページでのお知らせだけでなく、東京農工大学ー国立遺伝学研究所ーライフサイエンス統合データベースセンターの共同プレスリリースとなった。

今のところ、ニュースとして取り上げてくれたところはないようだが。


Written by Hidemasa Bono in papers on 火 19 2月 2019.