GenomeSeq20 contents
ゲノム解読本の目次公開
早くも11月となり、今月末には発売となり、すでにAmazonにも出ている「Dr. Bonoのゲノム解読 - NGSによるシークエンシングとデータ解析の今」の目次と序文が公開された。
ゲノム解読の「過去・現在・未来」がわかる!
最新のゲノム解読の手順をまとめ、全体像と解析内容をわかりやすく解説。ゲノム解析に必要な「分子生物学の基礎知識」、かつて行われていたゲノム解読法や国際塩基配列データベースの成り立ちについて解説した「これまでのゲノム解読」、実際に行われるゲノム解読の流れに沿って解説する、本書の中心となる章「2020年代のゲノム解析」、新たな次世代シークエンサーとゲノム解析の応用の展望を述べた「これからのゲノム解析」の4章構成。
が本の紹介。
「本書では,著者の研究室で行っているゲノム解読をはじめとするゲノム解析について,2020年代の現在用いられているゲノム解読手法とそのデータ解析,ひいてはその応用を中心に,日本語で平易に解説することを試みた」(出版社のウェブサイトに公開されている序文より)。
内容の目次は以下の通り。
- 第0章 はじめに―なぜゲノムを解読するのか?
- 0.1 生物は細胞でできている
- 0.2 分子生物学の基礎知識
- 0.3 なぜゲノムを解読するのか?
- 第1章 これまでのゲノム解析
- 1.1 DNA塩基配列解読法の発明
- 1.2 国際塩基配列データベース共同研究
- 1.3 ヒトゲノム計画開始
- 1.4 モデル生物種のゲノム解読
- 1.5 トランスクリプトーム解析
- 1.6 DNA配列解読技術の進展
- 第2章 2020年代のゲノム解析
- 2.1 ゲノム配列の公共データベース
- 2.2 ゲノム解読のためのサンプリング
- 2.3 ゲノム配列解読の実際
- 2.4 ゲノムアセンブル
- 2.5 データの注釈づけ(アノテーション)
- 2.6 データの解釈とその利用
- 第3章 これからのゲノム解析
- 3.1 新たな次世代シークエンサー
- 3.2 新たな応用
- 3.3 新たな問題