HIF-1-mediated suppression of mitochondria electron transport chain function

confers resistance to lidocaine-induced cell death wordpress_id: 3660 categories:


2006年3月にがんとハイポキシア研究会に初めて出てからすでに10年以上経ったが、ようやくこの研究会つながりの共同研究による論文(doi: 10.1038/s41598-017-03980-7)がpublish!詳しくはDBCLSニュースおよび関西医科大学のプレスリリースを参照。 がんとハイポキシア研究会で知り合ったさまざまな方に研究協力的な活動は細々としてきてはいたが、これまでは論文に貢献するまでには至らず。今回、SRAにあるリードの再利用データ解析というところでやっとそのレベルにまで到達。具体的には、SRAにあるRCC4­細胞VHL+/-のRNA-seqデータを再解析して、実験データのsupport evidenceとした。詳しくはこちらを。初めてがんとハイポキシア研究会に参加した際、私の口頭発表の座長をしてくれたのが今回の論文のlast & corresponding authorなのは単なる偶然ではないだろう。 重要なのは、私がデータ解析を全て担当したわけでなく、DRY解析教本でRNA-seqデータ解析法を勉強してもらって実際にやっていただき、わからなかった点と最終的な可視化をコンサルした点。つまり、私がすべてのデータ解析から引き受けてやったわけではない。この種の共同研究スタイルならこちらは破綻せずスケールしそうなので、続けてやっていきたい。


Written by bonohu in misc on 月 19 6月 2017.