冬休みの宿題その1
ある本の分担翻訳をひとまずやり遂げてしまった。打ち込んだ文字数の合計、約5万字ほど。冬休みの宿題として持ってきたが、おそらくこの休み中には終わらず、冬の週末にと思っていたのだが。
その分野のことを広く知ってもらうために、母国語である日本語に翻訳することは、研究者にとってボランティア活動のようなものだ。完全な無報酬、ではないからプロボノ(pro bono publico)ということにはならないのだろうけど、対価を考えると安いものである。基本、業績にならないし、勤務時間以外にやったし。
とはいえ、翻訳することで実は自分も勉強させていただいた。よく知っているはずの知識が補完され、さらに再構成されて。早目に出版されるといいのだが…。