July2023

2023年7月を振り返って

この7月は出張もなく、ずっとラボに通う毎日であった。 しかし、学部授業、そして対面授業を3年4ヶ月目にして初めて行ったことは大きなイベントだった。 また、月末にはDBCLSの小野さんをお招きしてTogoTVthonなる統合TV製作者の集まりをローカルに開いたのも初めてのことだった。

相変わらず報道されないコロナ禍が、実は広がっているのは不安要素であるのは先月からの引き続きの懸念事項。 だが、8月はまた出張や外出が続くので気をつけていかねば。

今月は、プレプリント3本公開。 1本目はbonohulabからの魚類の生殖腺トランスクリプトームのメタ解析の論文。

Meta-analysis of gonadal transcriptomes in protogynous fishes provides novel perspective into sex change machinery 10.1101/2023.07.09.545663

2本目はBiohackathon2023でやったことをみんなでまとめたプレプリント。

BioHackJP 2023 Report R3: Expand the pathway analysis environment to non-model organisms 10.37044/osf.io/4uskb

そして、3本目はニホンミツバチのゲノム配列解読の論文。

Genome assembly reconstruction of the Japanese honey bee, Apis cerana japonica (Hymenoptera: Apidae), using homology-based assembly and nanopore long-reads 10.1101/2023.07.26.550500

さらに、査読済みの共同研究論文(ハダカデバネズミの細胞老化論文)としては1本出版された。 長年一緒に取り組んできた研究テーマだっただけに感慨深い。

Cellular senescence induction leads to progressive cell death via the INK4a-RB pathway in naked mole-rats 10.15252/embj.2022111133

これで遅ればせながら2023年の論文公開数10本(査読ずみ3本、プレプリント7本)。 これからも頑張っていこう。


Written by Hidemasa Bono in misc on 月 31 7月 2023.