次世代モデル生物
これまで、非モデル生物とか、古典的なモデルでない生物とか、いろんな言い方をしてきた。あらゆる生物種のゲノム配列解読が現実的になり、ゲノムやトランスクリプトームが配列情報として得られる2015年になって、これからのモデル生物ということで「次世代モデル生物」と呼ぶことにすべきではないかと、やはりそれを対象に研究を進めているラボを見学しての帰りに思いついた。その次世代モデル生物のゲノムやトランスクリプトーム解析に必要な配列解析技術を開発することが我々の使命であるとこれからは(これまでも実はそうだったのだが)言うようにしてきたい。