PAG30
Plant and Animal Genome Conference 30
3年ぶりのInternational Plant and Animal Genome Conference (PAG)参加。 すでに転職してから3年目も後半に差し掛かっているが、なんと転職後、初めての海外学会発表。 色々と必要な手続きがこれで良いのか、気を揉みつつ。
この状況で日本からSan Diegoへの直行便も毎日運行から週3回に減っており、往路はそれに乗れたものの、帰りは飛んでない日で。 晴ればかりが続く印象だったが、今回は前半がほぼ大雨という天気。 おまけにそのせいで洪水がすぐ近くで…。
マジで洪水 #PAG30 pic.twitter.com/IhV4nakgsF
— さした業績のないバイオインフォマティクス担当特任教員トクニンティヌスまたの名をぼうのうひでまさ (@bonohu) January 18, 2023
またそれ以上に恐れ慄いたのが以前よりもまして高くなっていた物価。
#PAG30 lunch! Turkey sandwich. $18.20 from the voucher description. これだけで約2,500円! pic.twitter.com/188jsscdll
— さした業績のないバイオインフォマティクス担当特任教員トクニンティヌスまたの名をぼうのうひでまさ (@bonohu) January 14, 2023
3年前のことを思い出しながら、とブログを見返したが、前回は毎日ブログをアップしていた模様。
前回の記録には土曜日からの5日間があり、着いた日の金曜日(0日目)は時差調整していただけだったのだが。 今回は到着した金曜日からしっかり聞きたいセッションがあって、毎日朝8時から夜も日によっては午後9時ごろまで、水曜日の午前中まで聴きたいセッションがギッシリ。 今のラボの守備範囲が広く、色々と聞きたい内容の幅が広いこともあるが、かなり過密なスケジュールであった。
さらに気づいたのは、3年前は28回目で、今回が30回目。 だが、これまでと同じ規模で開催されたのはやはり3年ぶりのようで、多くの人がそれぞれの知り合いとの再会を楽しんでいたようだった。
まずはリノベーションされた会場のTown and Country ホテルに驚いた。 とはいえ、学会の会場となる部屋は特に大きな変更はなかったのだが、コテージみたいなところで「離れ」として使われていた会場が全部取り壊されて、新しくできたPalmという手前の会議室群に収容された感じだった。
どこから入っていいやら迷うほど変わったものの。会場は相変わらずの建物の模様 pic.twitter.com/fEfrk6wttu
— さした業績のないバイオインフォマティクス担当特任教員トクニンティヌスまたの名をぼうのうひでまさ (@bonohu) January 13, 2023
メインマシンがApple siliconとなったせいか、かつてのCalifornia room(今回はTown and Country Dと変更)の奥で充電をせずとも大丈夫だったが、休憩を兼ねてこれまで通り何回かお世話になる。 かつてと同じく、プリンターが常備されていたが、その台数も減ってた(が、どうやって接続したらいいかはわからず…使わないけど)。
学会の内容としては、うちのラボでやっていることにドンピシャな内容が非常に多く詰まっていた感じ。 初参加のラボの3人はそれぞれに得るところがたくさんあったようだ。
日本入国の手続きも色々と変わっており、戸惑うことも多かった。 おまけに某国の領土付近を通れないため、帰りの時間が余分にかかり、目的地に帰るための飛行機乗り継ぎができず、一泊余計にかかってしまうなど。 それでもまた行きたいと思えるぐらいに有用な情報をたくさん得ることができた。 実際に参加して是非確かめていただきたく。