PAGS Bioinformatics Book

独習 Pythonバイオ情報解析

これもまた、Twitterでその出版予定を知る。 2021年3月末に出版されるらしい。 副題が「Jupyter、NumPy、pandas、Matplotlibを理解し、実装して学ぶシングルセル、RNA-Seqデータ解析」で、 出版社のこの書籍のページの説明文に曰く、

Pythonでバイオインフォに取り組み、いずれは機械学習など始めたい方に。汎用的なテーブルデータ解析、可視化ライブラリを用いて、生命科学特有のシングルセル、RNA-Seq解析を実装しつつ学べる。

この通りだとすると、中上級者向けだろうと思ったが、目次を確認してそれを確信。 その章だては以下の通り。

はじめに
第1章 この本の使い方と事前準備
第2章 Jupyter Notebook の使い方
第3章 Python 速習コース
第4章 文字列処理の基本 〜ファイルの読み書き,正規表現
第5章 Biopython を用いた塩基配列データの扱い方 〜オブジェクト指向入門
第6章 pandas はじめの一歩 〜表形式データの扱い方
第7章 RNA-Seq カウントデータの処理 〜pandas 実践編
第8章 データの可視化 〜Matplotlib,Seaborn を用いたグラフ作成
第9章 統計的仮説検定 〜RNA-Seq データを用いた検定の基本からモデル選択まで
第10章 シングルセル解析① 〜テーブルデータの前処理
第11章 シングルセル解析② 〜次元削減
第12章 シングルセル解析③ 〜クラスタリング
付録A NumPy 入門
付録B Scanpy を使ったシングルセル解析

出版が楽しみである。


Written by Hidemasa Bono in misc on 月 08 3月 2021.