2015年の計

2014年は職場の二度の引っ越し(3月に1回、4月にもう1回)でバタバタしていたこともあり、講演活動は前年ほど回数はなかったものの、新しく移った先近くで複数回実施することができた。官民問わずDBを使った研究が注目され、それに向けた下準備期間だった印象。

2014年年頭に掲げた目標に関して。「これまではやってこなかった新しいことへの挑戦」としてアッセンブルを手がけ、データ解析のバリエーションを増やすことができた。また、「『知のめぐり』の向上にDBを使いやすくする仕組み」づくりの一つとして久しぶりに紙媒体で出版された物書きもこなし、貢献できたと思う。しかしながら、「コンテンツの作成維持管理に努めていく」ことはこれまでの統合牧場体制からの移行時期となり、自らがコンテンツとなる統合TVは新しいネタで複数貢献できたとはいえ、低調だったことは反省すべき。「他の遺伝研の部門と融合的な活動」に関しても下地づくりだけに終わってしまったので、2年目となる今年以降、実際の活動を充実させていきたい。

そして2015年。学術論文も含めて様々な手段で、現場でDB利用を'method'の一つとした研究が増えていくよう、実例づくりとそれを簡単にする体制づくりに励んでいきたい。とくにDDBJを補完するかたちで、遺伝子発現まわりと古典的なモデルでない生物を対象としたデータ解析。今年もがんばります!


Written by bonohu in misc on 日 04 1月 2015.