統合データベース講習会AJACSa三島2やりました
中上級向けの統合データベース講習会AJACSadvanced(AJACSa)の第二弾として、2016年2月25日と26日の両日、国立遺伝学研究所内のDBCLS三島の講習スペースにてAJACSa三島2を実施しました。 参加者は13人で、ほとんどが遺伝研のなかのひとかその関係者、近隣の製薬会社の研究員でした。 今回、次世代シークエンサーDRY解析教本を教科書としてはじめての講習会ということで、想定外のことがいろいろ起きました。
まず、Homebrew でいろいろインストールしているとGithubにアクセスできなくなり、結果としてbrewコマンドがコケるという事態に。 出口となるところが一箇所だったためか、ということで別のWiFiアクセスポイントや有線LAN、果てはPocketWiFi等も利用して乗り切りました。 出来る限り、あらかじめインストールしてきてもらうとか対処が必要のようです。
また、FASTQ形式のファイルのダウンロードは、すぐ近く(というか所内)にDDBJのサーバーがあるからそこからダウンロードすればいいと思っていましたが、これもサイズがデカすぎる(圧縮されていても数Gbyteオーダー)ため、みんなでアクセスすると非常にダウンロード速度が落ちるなど。 これに関してはDRY解析教本の専用サイトに置いたデータをダウンロードする際も同様でした。 講習会時には、独自にlocalにサーバーを立てるとかの対処が必要のようです。
1日目の意見交流会ならびにデータ解析よろず相談に多くの方が残ってくださり、貴重な御意見をいただけるとともに所内の方と交流する機会が持てたことは大変良かったと思います。 是非今後も続けてやりたいと思います。