研究データ利活用協議会公開シンポジウム ~オープンサイエンスを巡る世界の最新動向~

標題のシンポジウムに参加して来た。研究データ利活用協議会(Research Data Utilization Forum(RDUF、読み方不明))とは、わが国における研究データの利活用を推進する活動を行う集まりとのこと。今回NBDC/DDBJセンター長の高木利久先生が話すし、塩基配列DBからデータを再利用して研究している我が身としては関係あるかな、ということで出てみたが、参加してみるとそれ以外にも多面的に関わりがあった。 まずDOI(Digital Object Identifier)。普段、論文の引用だけでなく、最近では統合TVの動画に対しても個別にDOIがつけられてる。そのDOIを割り振ってくれているのが、今回の集まりの事務局のジャパンリンクセンター(Japan Link Center(JaLC; じゃるく、と読むらしい))とのことで。日本でDOIを割り振れるのはここだけとのこと。 また、先週SPARC JAPANのキックオフミーティングでご一緒した人が数多く参加していたり。参加していたというよりは、演者であったり、ディスカッションリーダーだったり、活躍されていた。 最後のグループディスカッションでは、「データレポジトリの企画運営、メタデータ検討」のグループに。もっといろいろ話しを聞きたかったが、時間の制約でそれも叶わず。 そういうわけで、大変勉強になった。本業に差し障りのない範囲で出るのもいいことだと再認識。


Written by bonohu in misc on 月 26 6月 2017.