Resistance to chemical carcinogenesis induction via a dampened inflammatory response in naked mole-rats
ハダカデバネズミの炎症反応の抑制による化学発がん誘導への抵抗性論文
Resistance to chemical carcinogenesis induction via a dampened inflammatory response in naked mole-rats
https://doi.org/10.1101/2021.10.21.465383
日本時間の2021年10月24日、bioRxivにプレプリントとして公開された。 ハダカデバネズミは、炎症反応を抑制することで、強力な化学発がん誘発に対して並外れた抵抗性を示すということを報告している論文。
(続き)ました。RIPK3 阻害剤投与/ノックアウトマウスでは、組織の炎症応答が弱まり化学発がんの発症が遅延しました。以上のことから、デバでのNecroptosis制御遺伝子の機能欠失が、組織の炎症応答減弱と発がん耐性の一因になっている可能性が示唆されます。
— くまだいデバ研 (@deba_labo) October 24, 2021