Rise of MetaGenome analysis
メタゲノム感の高まり
年度が改まって2022年度になってちょっとした異変が起きている。 それは、メタゲノム解析に関する問い合わせが増えているということである。
「メタゲノムデータ解析 16Sも! ショットガンも! ロングリードも! 菌叢解析が得意になる凄技レシピ」 を出したからなのだろうか? しかしそれなら本の出た昨年2021年末にきてもおかしくないと思うのだが、この年度始めになって急に、である。
2020年に転職して以来、これまではRNA-Seqデータ解析レシピ本がカバーするRNA-Seqに関する問い合わせが主であった。 なので、まずこの本読んで下さいね、で済ませられたのであるが。
また、bonohulabに来てくれた学生さんもこれまでは全員がRNA-Seqデータ解析を駆使する研究テーマであった。 やはり、ラボで指導する際にもRNA-Seqデータ解析レシピ本が大変重宝してきた。
2022年度になって、bonohulabの大学院生の研究テーマとしてもメタゲノムデータ解析が設定されている。 来年度もそれが継続しそうな感じである。 そういうメタゲノム解析感の高まりを感じた2022年度の始まりであった。