日本生物工学会誌連載4回目「塩基配列データベースの現状とその有効活用方法」掲載

日本生物工学会誌「バイオインフォマティクスを使い尽くす秘訣教えます!」という連載を開始してからはや半年。とはいえ、2ヶ月に1回のペースだから、まだ3回しか公開されていないのだが。これまでの内容は以下の通り。

  1. 「ウェブ上に散在する情報を生命科学研究にどう役立てるか」

  2. 「AllieとColilの使い方―PubMed/MEDLINEから効率よく情報を抽出する日本発のサービス―」

  3. 「DBCLSが提供する日本語コンテンツ」

2,3回目とDBCLSが提供するサービスの紹介が続いたが、4回目の今回は、塩基配列データベースに関する話題。DBCLSの塩基配列関連ツール紹介はすでに日本語の総説も多数あるので、今回はDNA Data Bank of Japan (DDBJ)中村保一さんと共著で、「塩基配列データベースの現状とその有効活用方法」と題して塩基配列データベースへのデータ登録とその利用の両側面から塩基配列データベースを紹介させてもらった。30年もの歴史のある塩基配列データベースなので、本当はいろいろと書きたいことあったのだが、敢えて短くまとめた。詳しくはウェブ上のリソースで調べてもらうことを願って。

シリーズとしてはあと3回あるので、そちらも乞うご期待。


Written by bonohu in misc on 日 26 3月 2017.