Web-connected text bioinformatics
Web連携テキストバイオインフォマティクス
東京大学大学院農学生命科学研究科ではアグリバイオインフォマティクス教育プログラムを10年以上前からやっている。 そのユニットには清水謙多郎先生をはじめ、大学院生の時に一緒に研究してくれていた門田幸二さんが先生として大活躍されている。 関東にいた際には、私も講演させていただいたこともあった。
その教育ユニットの総決算となる「教科書」が「Web連携テキストバイオインフォマティクス」として出版され、ご恵送いただいた。 アグリバイオインフォマティクス教育プログラムの講義のまさしく「Web連携テキスト」で、補足的な内容は全て同教育プログラムのウェブサイト上にあるかたちとなっている。 章立ては以下の通り。
- ゲノム情報解析(基礎編)
- ゲノム情報解析(発展編)
- 生物配列解析
- 生体分子の構造解析と分子シミュレーション
- システム生物学とマルチオミックス
- 生物配列統計学
- フィールドのバイオインフォマティクス
ウェブサイトにコンテンツを書き溜めてきたものの書籍化であった「トランスクリプトーム解析」と同様、これまでの講義内容をウェブ上のコンテンツも大事しながら書籍化されるという、なんとも門田さんらしい本だと思う。
特に後半の方の内容は私のバイオインフォマティクス講義ではカバーしていない領域であり、大変参考になる。 じっくり読ませてもらおうかと。
東京大学大学院農学生命科学研究科のアグリバイオインフォマティクス教育プログラムの門田先生、清水先生他による「Web連携テキストバイオインフォマティクス」をご恵送いただいた。前述の教育プログラムの講義の内容の、まさしく「Web連携テキスト」となっている第一印象 https://t.co/i3f71JkQf8 pic.twitter.com/siWio2jYXH
— バイオインフォマティクス担当特任教員トクニンティヌス (@bonohu) November 6, 2022