What is MetaGenome data analysis recipe
メタゲノムデータ解析レシピ本とは
いよいよ、「メタゲノムデータ解析 16Sも! ショットガンも! ロングリードも! 菌叢解析が得意になる凄技レシピ」の発売が来週の2021年11月30日となった。 その翌日から開催される第44回日本分子生物学会年会でお披露目となる。
これまでのバリアントレシピ本(真ん中)とRNA-Seqデータ解析レシピ本(右)で対象としている公共データと並んで、公共データベース(Sequence Read Archive (SRA))にそれ対象の配列データが多いのがメタゲノムである。 それらのデータを利活用するドライ解析手法を指南してくれているのが、このメタゲノムデータ解析レシピ本である。
今回のレシピ本の編者プロフィールにも書いた、以下の想いがこの本を出版しようという原動力となった。
本書を企画したきっかけは、大量のメタゲノム配列データが公共データベースに登録されているにもかかわらず、メタゲノムデータ解析手法に関する情報が成書となってはいない現状に不満を感じたからです。 RNA-Seqやバリアントデータのようにデータ解析プロトコールをまとめてレシピ本にすれば、より多くの人の手によってメタゲノムがデータ解析されるだろう、そう願ってのことです。
しつこいようだが、本に掲載されている中身のレシピは、その道の達人たちがない時間を削って書いてくれたものである。 しかも、中身のレシピはその達人たちがご厚意で公開してくれたものであり、公開されて当然というわけではない。 そこに感謝して利用していただければと思う。
序文にも書かれている通り、この本のtwitterのハッシュタグは #MetaGenomeRecipeなので、このハッシュタグをつけて読者の皆さんも情報共有してください。 感想でもいいですし、(あまりあって欲しくないですが)間違いの指摘でも結構です。 それが編者からのお願いです。