Why drbonobon

なぜBono本を書いたのか?

生命科学データ解析界隈で本が出ないなあと思っていたが、これは日本だけじゃなくて世界的にもそのようで翻訳すべき本が英語でさえも出ていない状況。生命科学のいろいろな分野の教科書は出版されるのに。

そんななか、東京で月一回のペースで開催されているみんなのPython勉強会に出た時に、Pythonによる機械学習入門をデータサイエンティスト養成読本に書かれた方から紹介してもらい、このシリーズを知った。こういったデータサイエンティスト養成読本の生命科学版があったらいいのに、と思ったことが本を書く原動力となった。

データサイエンティスト養成読本はこの機械学習入門編以外にもシリーズの一番最初に出版されたオリジナルのデータサイエンティスト養成読本の改訂第二版が出ている。

また、2017年になって出版された登竜門編は、データ分析環境構築やRStudioとJupyter Notebook、シェル(コマンドライン)の使い方といった生命科学データ解析にも十分役立つ内容となっている。

Bono本は生命科学系に特化した内容になっており、ここにあるような汎用のデータ分析の内容とは重ならないようにしたつもりなので、上記の本もぜひ参考に。


Written by Hidemasa Bono in drbonobon on 火 19 9月 2017.