AOE paper uploaded to BioRxiv

AOEの論文をBioRxivにアップロード

All of gene expression (AOE)の論文を次週からのCold Spring Harbor Laboratory (CSHL)での学会発表(ポスター発表)を前にBioRxivにアップロードした。

All of gene expression (AOE): integrated index for public gene expression databases Hidemasa Bono bioRxiv 626754; doi: https://doi.org/10.1101/626754

いわゆる「論文」と違う点は、この論文はまだ査読(peer-review)を受けていないということである。 なので、業績などにカウントする「査読付き論文」には入らない。 しかしながら、学会発表でどうせ公表するのであれば、その内容を論文としてまとめておいて誰にでも見てもらえるようにしておくのは実は理に適っているのではないか、と。

前回約1年半前に、同じくCSHLの学会(今回のそれとは開催場所は同じだが、ターゲットは異なる)に参加した際に口頭発表の人はもちろん、ポスター発表の人であってもそうしていることにいたく感銘し、次回は自分もそうするぞ、と決意したのであった。 そして、今回。それを実践してみたわけである。 ちなみに前回は直前にRefExの論文を苦難の末にpublishしており(こちらは査読付き)、それはなかったわけだが。

今回特筆したいのが、BioRxivのスピードである。 BioRxivには、アップロードされた論文がちゃんとした論文であるかというスクリーニングがある。 そのスクリーニングをパスすると公開されるようになるわけだが、それにかかる時間は

Completion of article screening typically completes within 48 hours but may take longer over a weekend or holiday.

とされており、前回は2日弱かかったのだが、今回はなんとアップロードしてから19時間でスクリーニングを終えて公開された。 より正確に受け取った電子メールの時刻を羅列すると、

date time action
2019/05/03 13:26 Manuscript received
2019/05/04 08:22 Manuscript screened
2019/05/04 08:46 Preprint has posted on bioRxiv

という具合である。 無事、来週からの学会での掲示物に&配り物に論文のDOIを含めることができた。


Written by Hidemasa Bono in papers on 土 04 5月 2019.