Diversification of mineralocorticoid receptor genes in a naked mole-rat
ハダカデバネズミの2つのMR遺伝子論文
Diversification of mineralocorticoid receptor genes in a subterranean rodent, the naked mole-rat.
https://doi.org/10.1530/JME-20-0325
ハダカデバネズミの2つのミネラルコルチコイド受容体遺伝子論文が査読論文誌である Journal of Molecular Endocrinology に出版された。
学振PDの岡香織さんの、ハダカデバネズミのミネラルコルチコイドレセプター(MR)の遺伝子重複に関する論文がJ Mol Endocrinolに出ました!岡さんおめでとうございます!(´ϖ` )
— デバ日誌@くまだいデバ研 (@deba_labo) April 16, 2021
哺乳類でMR遺伝子の重複が報告されているのは、今のところフタコブラクダとデバだけです。https://t.co/pNjI4baBAd
これもまた、老化細胞死論文や褐色脂肪論文と同じく、先方のラボの方がデータ解析方法を覚えて自らやってくれた実例で、そちらの意味でも大変嬉しい。 何度でもいうが、私自身がやってしまうよりも、そのやり方を他の研究者に教える方を優先してきたことによる成果である。 この成果だけでなく、この論文の筆頭著者は今後もそのデータ解析法を応用した研究を展開していくに違いない。 そのことがなにより嬉しい。
奇しくも、この2021年4月15日はbonohulabでの初ミーティング、初セミナーの日であった。 ここbonohulabでもこのような成果を出していけるよう、頑張っていきたい。
2021年は、これで論文7本目、投稿中が1つ減ったけどまた1つ増えてこちらも7本となった。 2003年の年間最高記録をついに塗り替えそうな勢いである。 さらに頑張っていきたい。