DrBonoBon2 dispatch
Bono本第2版第1報
出版から3年経って、多くのウェブサイトがHTTPS化したことや、URL自体が変わってしまっていることなど、気がついたアップデートは山ほど見つかった。 これらは出版社に連絡して正誤表に反映してもらわないと。
ここのエントリに伏線があったから気付いた方もいたかもしれませんが、「Dr.Bonoの生命科学データ解析」(Bono本)の第2版をその頃から準備していた。
2017年に教科書としてBono本を上梓してからその2年後の2019年に「生命科学者のためのDr.Bonoデータ解析実践道場」(道場本)を演習書として出させていただいた。 その結果、道場本にはBono本への言及があるが逆はないという不自由な状況であるとともに、わずか3年ほどで同じURLでアクセスできないサイトも増え。 1年で2倍増える次世代シークエンサーによる塩基配列のデータベースSequence Read Archive (SRA)がその間に総塩基数一桁増えてしまっているなど。 アップデートしないといけないポイントは満載だった。 そこで、今回の第2版の出版となった。
【近刊情報】3月中旬発売予定です！
— MEDSi販売部 (@MEDSi_han) February 25, 2021
「Dr.Bonoの生命科学データ解析 第2版」
坊農秀雅先生@bonohuの単著、ベストセラーが3年半ぶりに改訂。
ゲノム配列データの解析を軸に、バイオインフォマティクスを概観するテキスト。
全編アップデート、新項目等追加、内容がさらに充実https://t.co/GQh0adgf9I
先に出版社販売部のtweetが出るぐらい、twitterが一般化した世の中となってしまったが、そのような時代だからこそ教科書の需要はあって、しっかりしたコンテンツを作って出版していかねばならない。 論文執筆もいいけど、自分の分野の母国語の教科書も是非出版していただければ、と切に願います。