ICE2024
27th International Congress of Entomology
8年前に参加したICE2016以来のInternational Congress of Entomology (ICE)に参加。 元々この学会(Congress)は4年に1回で、前回は2020年にHelsinki開催だったのにコロナで2回延期されて、2022年に開催(不参加)。 2024年に日本で開催というのはその可能性が前回参加した2016年の時からあって、その時一緒に参加した年配の先生からはシンポジウムやってねと言われてたこともあって、 今回シンポジウムを2つ企画し、オーガナイザーを務めた。
Prof. Bono will co-organize two symposia in #ICE2024
— 広大理・生物科学・院統合生命 ゲノム情報科学 / ゲノム編集イノベーションセンター バイオDX研究室 (@bonohulab) August 24, 2024
Mon. Aug 26 [2-1] Insect Bio Digital Transformation (Insect BioDX) at Room F https://t.co/mKelRjX9pM
Tue. Aug 27 [8-4] Insects genome and transcriptome data analysis at Room 554 https://t.co/QP5TYznEWn
See u there! #bonohulab https://t.co/yJHIPNKGOI
月曜日26日開催のInsect BioDXは自分がメインで進行を務め、40人ほどの参加者が、 また火曜日27日開催のInsects Genome and transcriptome data analysisは立ち見どころか、部屋から参加者が溢れるほどの入りであった。 結構議論が盛り上がったな、という間食と同時に、まったくの昆虫ゲノム解析が門外漢の2016年当時から自分たちもそれなりに昆虫ゲノム研究の一翼を担えるようになったのかな、と。 会期中にもその方向の論文を投稿することができたし、今後も頑張っていきたい。
今回、皇族のご参加もあって初日はこれまでの学会で見たことがない厳戒な警備体制で1時間前に着くように行ったのに結局opening sessionの会場に入れなかった。 また、台風の接近により、それを常に気にしないといけないという事態で、本来であれば学務のために途中で1日帰ってこないといけなかったはずが、用務がオンラインに変更になったため、結局最後の日までいることができた。 しかし、結局最後は切り上げて帰らざるを得なくなってclosing sessionまでは残れず。 色々と消化不良の点もあったが、総じて満足できた日本開催の国際学会であった。