Kaiko transcriptomes paper published

カイコリファレンストランスクリプトーム論文出版

bioRxivに論文を公開してあったため、すでにデータは公開されていたカイコリファレンストランスクリプトーム論文がこの度査読ずみ論文として出版された。

Reference transcriptome data in silkworm Bombyx mori https://doi.org/10.3390/insects12060519

bioRxivにアップロードした際にすでに公開されているが、この論文で発表しているデータは以下の通り。

  1. 生配列データは Sequence Read Archive (SRA)DRA008737
  2. アッセンブルしたトランスクリプトームデータ(配列)は、 Transcriptome Shotgun Assembly (TSA)ICPK01000001-ICPK01051926
  3. 遺伝子発現量は、Gene Expression Archive (GEA)E-GEAD-315
  4. 以上の公共データアーカイブに置けないデータは、JSTバイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)DBarchivedoi:10.18908/lsdba.nbdc02443-000.V001

bioRxivに論文を公開したタイミングでデータをリリースして、早い段階からデータを利活用してもらえたようで、科学の進展が加速したことに貢献できたことはよかった。 諸事情あってデータを公開してから1年半あまり経ってしまったが、結果として査読論文として出版できてよかった。 これに引き続いて論文を出していきたい!

そして、2021年に公開された論文がのべ10本に到達。


Written by Hidemasa Bono in papers on 木 03 6月 2021.