March2021

2021年3月を振り返って

この3月は、年度末であることと、春の学会シーズンということもあって、外部講演が3つもあった。

  1. 「データ駆動型ゲノム育種技術の開発」 COI-NEXT x OPERA x 卓越大学院 オンライン合同シンポジウム TRINITY 3/17
  2. 「公共データベースからのストレス応答トランスクリプトームのメタ解析」令和3年度蚕糸・昆虫機能利用学術講演会(日本蚕糸学会第91回大会) 特別シンポジウム「データ解析を駆使した新しい昆虫研究展開」 3/20
  3. 「公共データベースを活用した 知のめぐりのよい生命科学研究」 NRIB特別セミナー 3/23

うち一つは出向いて話す形式であったが、オンサイトセミナーの効用を再認識することとなった。

また並行して、先月に引き続いて、ウェットな実験室整備を進めた。

この3月は、なんと言っても10月に入学したばかりの主指導となっている大学院生の論文を仕上げ、bioRxivにアップロードできたのが大きい。 詳細は「新しい生活様式で新しい論文出版様式」のエントリに。

  1. Multi-omic meta-analysis of transcriptomes and the bibliome uncovers GPR146 as the novel hypoxia-inducible gene. https://doi.org/10.1101/2021.03.29.433661
  2. Inhibiting SARS-CoV-2 infection in vitro by suppressing its receptor, angiotensin-converting enzyme 2, via aryl-hydrocarbon receptor signal. https://doi.org/10.1101/2021.03.04.433658

それ以外にも共同研究の論文もbioRxivに。 その結果、2021年のこの3ヶ月で公開された論文がのべ6本となった。 また、投稿中が5本、投稿間近が2本という状況。


Written by Hidemasa Bono in misc on 水 31 3月 2021.