Paper accepted: meta-analysis of hypoxic transcriptome

低酸素トランスクリプトームメタ解析論文が査読論文誌にaccpet

低酸素関係の研究会で始めて発表したのは、2006年にあった第3回がんとハイポキシア研究会で、実に14年前。まだDBCLSに移る前。 それからこの分野の研究も、本業のDBを使いやすくする仕事と並行して細々とやってきた。 さまざまな研究者が発表する低酸素ストレスで発現が変動する遺伝子たち。 それらを遺伝子発現DBから再解析して、より多くのデータでサポートされる遺伝子をリストアップしておけば有用ではないかと考え、上述の研究会で複数の研究者に使ってもらえるようお願いした。 そして、2年前(2018年)の2月に、その結果を、bioRxivへの初の論文として投稿した。

Meta-analysis of hypoxic transcriptomes from public databases. bioRxiv 267310; doi: https://doi.org/10.1101/267310

その後、版を重ね(複数回バージョンアップして)、本日2020年1月8日、ついにその論文が、Biomedicinesという査読論文誌にacceptされた。

当初は別の論文のSupplemental dataの説明みたいな位置付けでbioRxivに載せたつもりだった。 しかしながら、その後紆余曲折あり、現状ではまだ査読誌に載せて論文として認めてもらうようにした方が良いだろう、という判断で、共同研究者の広田さんにもご協力いただき、公共ChIP-seqデータのメタ解析をさらに追加し、査読論文誌に挑戦していた。

(2020年1月11日追記)acceptの翌日の2020年1月9日付けでpublishされた。

Bono H, Hirota K. Meta-Analysis of Hypoxic Transcriptomes from Public Databases. Biomedicines 2020, 8(1), 10; https://doi.org/10.3390/biomedicines8010010


Written by Hidemasa Bono in papers on 水 08 1月 2020.