September2021
2021年9月を振り返って
先月から引き続いての緊急事態宣言。 どこにも行けないし、来てももらえない日々再び。 しかし、翌月から始まるバイオインフォマティクス講義の準備を始めないといけなかったため、それでもよかったのだが、そこにさらに今年から早くなった科研費の締め切りが。 結構大変だった1ヶ月という印象。
月頭にあった2種類の書き物の締め切りも、自分以外のそれも含めてほぼクリアできて、編集に迷惑をかけないですんだのはよかった。 いずれも予定通り発刊されるだろう。
また、講演を引き受けたAgilentさんのウェビナーも17日にあり、その前の週はその撮影などにも尽力した。 結果として多くの方、特に職場やその近くの皆様に見てもらえたようで、とてもよかった。
「国内のバイオインフォ研究者は本ばかり書いてオンラインに情報を載せない」とお叱りの言葉を受けましたので、参加料無料のオンラインウェブセミナー(ウェビナー)の講師を引き受けました。多くの方のご登録の程、よろしくお願いいたします。 https://t.co/rWp6HWX5Tt
— トクニンティヌス (@bonohu) September 10, 2021
BH21.8で取り組み始めたメタゲノムデータ解析のワークフロー関係に関しては引き続き取り組み、ハッカソンのレポートとしての週末には論文も書き進めた9月であった。 そして、最後の週末にプレプリントとしてBioHackrXivにアップロード。 それが9月最後の日にapproveされて、公開された。
- Rapid metagenomic workflow using annotated 16S RNA dataset https://doi.org/10.37044/osf.io/gbt8p
2021年9月に公開された論文はこの1本のみだったが、2021年においてこの9月末までに公開された論文がのべ15本となった。 すでに1本 in press になっているので、10月はまた査読論文が増えるかと。