SPARC Japan seminar 2020 2nd
第2回SPARC Japan セミナー2020「プレプリントは学術情報流通の多様性をどこまで実現できるのか?」
今年はオープンアクセスウィーク中には実施できなかったものの、毎年そのタイミングで国立情報学研究所 国際学術情報流通基盤整備事業SPARC Japanセミナーが開催されている。 このたび、第2回 SPARC Japan セミナー2020「プレプリントは学術情報流通の多様性をどこまで実現できるのか?」の講演要請が来て、2018年の2回目以来2年ぶりに話すことになった。
しかし、去年2019年は日本分子生物学会年会で「BioRxivとは何か」という講演をさせていただいたせいか、毎年話している感が拭えない。
今回は、前回bioRxivに出したとご報告した論文のその後についてなど後日談的な部分と、プレプリントに対する無知や知っていても評価軸は動かず頑なに変わらない現状の話をしたいと思っている。 また、前回印象的だったF1000ResearchのManaging Director の Rebecca Lawrence さんのお話を聞いて受けた
プレプリントの次は、F1000Researchを試すべきなんだろうな、と。次の標的が定まった感。
のあと、プロジェクトの論文がたまたまF1000Researchに出すことになったことなどもいい経験談になるかと。
研究者用SNSであるResearchGateの利用に関しても話が聞きたいということだったので、「生命科学研究におけるプレプリントやSNS活用の現状と課題」というタイトルで話させていただく。
以前からこのSPARC JapanのセミナーはYouTubeLiveでの配信も行われていたが、今回はコロナ対策で完全オンラインに。 演者である私も普段の職場から参加できてしまうという。 一般向けでの自分が演者でのオンラインセミナーは初めてなので、反応を楽しみに準備したい。