Talk on Comparative Insect Transcriptomics
虫の会前座@第42回日本分子生物学会年会
分セーにあわせて今年も開催される「虫の会(本会)」の前座で話します(意訳:第42回日本分子生物学会年会で開かれる「虫の会(まじめ版)6:昆虫学のネクストステージ(現在から未来)」で話します)。 ちょうど、1ヶ月後の今日(2019年12月4日)。
前回は、ワークショップとして採択されて年会の昼の時間帯に開催されていたが、今回はフォーラムでの採択となったため、夜の開催。 場所、時間等詳細情報は以下の通り。
2F-15 虫の会(まじめ版)6:昆虫学のネクストステージ(現在から未来) 6th insect meeting: Entomology from present to future
日時:12月4日(水)18:30〜20:00 会場:第15会場(福岡国際会議場 2階 204) オーガナイザー:横井 翔(農研機構 生物機能利用研究部門/農業情報研究センター)、仲里 猛留(ライフサイエンス統合データベースセンター)
昆虫は非モデル生物としても注目されており、従来の生態学や行動学的なアプローチに加え、近年はゲノム科学、分子生物学的手法で昆虫の個性的で興味深い生命現象が明らかにされつつある。今回の学会年会も日本生態学会と連携したものとなっており、本フォーラムでは昆虫を題材に分子生物学、生態学の両面からNGSやデータ解析などを用いた最新の研究成果を、主に若手研究者から講演いただき、昆虫学の未来展望(ネスクトステージ)を昆虫学の聖地・博多で議論したい。
18:30〜19:00 坊農 秀雅 (ライフサイエンス統合データベースセンター)「種間トランスクリプトーム比較による有用物質を生産する昆虫の機能解析」
19:00〜19:30 大崎 遥花 (九州大学大学院理学研究院)「リュウキュウクチキゴキブリの雌雄が配偶時に行う翅の食い合い:モデル生物とは正反対の存在との格闘をまじえて」
19:30〜20:00 三島 達也 (九州大学大学院地球社会統合科学府)「腐朽材を利用するクワガタムシ科幼虫の食性について」
前日の同じ時間帯に話するBioRxivとは何かとは全く異なり、自分の研究の話。 先日bioRxivにアップしたカイコReference Transcriptomeのデータ活用を中心に話題提供するつもり。
夜遅くなってからの開催だが、多くの方のお越しをお待ちしております!