Bioinformatics Lecture 21 one third done

バイオインフォマティクス講義収録1/3

昨年(2020年)と同じく、9月の中頃から始めた卓越大学院のバイオインフォマティクス講義シリーズ全15回の5回目の収録を終え、1/3の収録を終えた。 昨年と異なり、テキストは英語、しゃべりは日本語をベーシックにという方針で作り直したため、内容はほぼ昨年と変えてないものの、全て作り直し。 ということで収録も全てやり直し。 昨年はぼっちラボだったこともあり訪問者のない土日や祝日を利用して収録していたが、今年は自分以外もラボにいるので会議などのない平日の午前も利用して別室で収録する形で。 しかし、それだけでは全然足りないので、やはり土日祝日にも収録している。

昨年心配した点その1

10月頭から順次学生さんはみているはずだが、反応が見えず不安な感じ。 そもそも現状ついてきてくれているのか?

に関しては、提出してもらったレポートを見る限り、90%以上の学生がついて来てくれたようだった。 難易度的には問題がなかったと思って、特に簡単にすることはしてない。 しかし、さすがにHuman reference genomeを自分のマシンでBLASTのindex作成して検索の例にするのは今年は1番染色体だけにするなど変更した。 インストールがうまくいかない人が続出したsequenceserverに関しても最初からDockerで動かすことをデフォルトにするなど。

その2の、

どうしてもWindowsという人向けにWSL2上で同様のコマンドライン操作に関しても実際にそれをできる限り動作確認の上、言及して講義動画を作っているがちゃんと進められているだろうか? そもそもWSL2でやろうとしている人はどれぐらいいるのだろうか?

これに関しても、同じくレポートによると約半数弱がWindows10上のWSL2で挑んだらしいことがわかり、今年はよりWSL2に配慮した内容に。 MacOS, Windows10, Linuxでバイオインフォマティクスの授業を進められるのは本当、理想的な良い時代になったなあ、としみじみ思う。

残り2/3も頑張って収録していこう!


Written by Hidemasa Bono in misc on 土 02 10月 2021.