Comparison of Oxidative and Hypoxic Stress Responsive Genes from Meta-Analysis of Public Transcriptomes
トランスクリプトーム公共DBのメタ解析による酸化ストレスおよび低酸素ストレス応答遺伝子の比較論文
ほぼ1ヶ月前に投稿と同時にbioRxivで公開した論文が査読論文誌であるBiomedicinesに出版された。 火曜日にaccepted、木曜日の夜にProofreadingが送られてきて、それを翌金曜日の午前に送り返したら、その日の遅くに公開されてしまうというスピード感はこの出版社ならでは。 それに加えて、First authorの博士課程前期の大学院生がテキパキと対応してくれたおかげもあって、非常にスムーズに出版までたどり着けた感がある。
博士課程前期大学院生の鈴木さん、博士課程後期大学院生の小野さんと坊農による研究論文 Comparison of Oxidative and Hypoxic Stress Responsive Genes from Meta-Analysis of Public Transcriptomes (DOI: 10.3390/biomedicines9121830) が Biomedicines に公開 https://t.co/6afhBZiq2Z #bonohulab
— bonohulab (@bonohulab) December 3, 2021
Comparison of Oxidative and Hypoxic Stress Responsive Genes from Meta-Analysis of Public Transcriptomes
https://doi.org/10.3390/biomedicines9121830
プレプリントの際のブログエントリにも書いたことだが、公共DBから集めてきたヒト培養細胞の低酸素トランスクリプトームに対して先輩の大学院生が論文化した研究に引き続いて、データ解析に必要なリテラシーのトレーニングがてらに酸化ストレスによるトランスクリプトーム変化のメタ解析を同様に研究してもらったものだった。
低酸素ストレスと並んで酸化ストレスもここにきて急に始めたわけでなく、パーキンソン病モデルカイコの研究など10年ほど前から研究してきたテーマ。 今年2021年2月に昆虫の酸化ストレスのデータを公共DBから集めて解析した論文を出しており(実際はショウジョウバエとその比較対象の線虫)、今回はヒト培養細胞に対してそれを集めて解析しよう、という流れでもあった。
Proofreading done. https://t.co/LsorZWFadj
— トクニンティヌス@下り坂46(ニンキアリ) (@bonohu) December 3, 2021
論文おめでとう。4月に入学して、11月に初めての論文投稿、12月にそれが出版されるとか凄すぎる。今後が非常に楽しみです。