DeruGene300

論文に出る遺伝子 デルジーン300

ゲノム解読と並行して密かに進めてきた出版計画があった。 それがこのデルジーン300である。

実験医学別冊
論文に出る遺伝子 デルジーン300
PubMed論文の登場回数順にヒト遺伝子のエッセンスを一望
坊農秀雅/編
2024年12月02日発行 A5判 231ページ ISBN 978-4-7581-2277-1

2年前2022年12月の幕張であった分子生物学会年会の時にその企画が開始され、その後本の構成を検討して、昨年2023年11月のやはり分子生物学会年会(神戸ポートピア)で叩き台を議論して進めていくことに。 そして、2023年12月末のデータでヒトbibliome解析を行なって300の遺伝子リストアップした。 実際にそのbibliome解析手法を研究してきたOGの方にその解析をお願いし、実際に行った手法に関して簡単に解説を書いてもらっている。

その後、Top300のヒト遺伝子の執筆者を集めていったが、なにぶん300もの遺伝子を個別に説明を書く必要があって難航した。 そこで2024年3月には執筆者をtwitterなどで募集するという前代未聞のことをやってのけたり。 ちなみに私自身もこれまでの研究と関連の深い2つの遺伝子に関して自ら書いている(ぜひ探し当ててみてくださいw)。

そんなことをしたりしてたので、その存在は事前にバレてたはずだったと思っていたのだが。 以下のtweetの表示数を見ての通り、10万を超えてしまったりでビックリであった。

実際の出版は2024年12月になっていて、11月末の分子生物学会年会後となっているが、まあそういうことです。 皆さんの反応を楽しみにしています。


Written by Hidemasa Bono in misc on 日 17 11月 2024.