圧縮したファイルで処理する

Written by bonohu in misc on 日 17 4月 2016.

NGSデータ解析の出発点は、シーケンサーやSRA (Sequence Read Archive)から取得したFASTQ形式のファイルなのは同じだろうが、これを圧縮しない(ファイル拡張子が.fqや.fastqのことが多いが、ようするにテキスト形式のフ …

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行番号を付ける

Written by bonohu in misc on 月 11 4月 2016.

バイオの業界ではとくに、IDが重複していることがある。Rでの処理の場合、それでは入力が受け付けてもらえず実行できないことがよくある。そんな時には行番 …

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joinコマンドの出力をタブ区切りに

Written by bonohu in misc on 水 06 4月 2016.

joinというUNIXコマンドは、2つのファイルの同じ値のある行をjoinして、一行にまとめてくれるコマンド。

join -j 1 file1 file2

でタブ区切りテキストのfile1とfile2の一番左側のカラムの値が同じ行が結合されて出力される。

このコマンドのやってくれる事 …

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RNA-Seq実験ハンドブック

Written by bonohu in misc on 土 19 3月 2016.

RNA-Seq実験ハンドブックという本が出版されます。出版社のページによれば2016年03月23日発行予定とのこと(2016年3月発行予定に変わっていました)。「RNA-Seqはこうして誕生したーそしてデータ再利用へ」と題したコラムを書かせてもらいました。短いですが、遺伝子発現解析の歴史的な …

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BH15.15 3日目

Written by bonohu in misc on 水 16 3月 2016.

ArrayExpressのメタデータにBioProjectがなかったので、GEO由来のエントリだけでもBioProjectIDが付けられないか模索中…。すべてのデータをスクレイピングする以外に解決法はないのか?いろいろ調べた結果、結局bioprojectのXML(bioproject.xml)から生成する …

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BH15.15 2日目

Written by bonohu in misc on 火 15 3月 2016.

2日目は抽出したメタデータの抜けをチェックして出来る限り取りこぼさないようparserを改良。1つのメタデータに複数のデータ単位が含まれていることをランチ前に発見して、ランチタイム遅延。対処する目処をつけてからカレー、その後本格実装。タグの多様性がみとめられたので、IDの正規表現で最悪補完できるようにした。その …

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BH15.15 1日目

Written by bonohu in misc on 月 14 3月 2016.

今日2016年3月14日から、国内版Biohackathon(BH15.15)。2015年15月ということで、2016年3月の開催となったが、このパターンでの開催もついに今回で最後(というかルール破綻)になるとのこと。「SRA/BioProject/BioSample etc …

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あれから5年

Written by bonohu in misc on 金 11 3月 2016.

これからどうなるのか。そう思ったあの日から5年経ち、活動本拠地は静岡県三島市の国立遺伝学研究所に移動したものの …

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標準出力と標準エラー出力をまとめる

Written by bonohu in misc on 金 04 3月 2016.

UNIXのコマンドラインには標準出力と標準エラー出力があります。プログラムの出力結果は通常標準出力で、

[shell] sh run.sh > log.txt [/shell]

とすることでlog.txtにその出力結果が記録されます。このようにしてもまだ画面に何か表 …

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タブをgrep

Written by bonohu in misc on 木 03 3月 2016.

grep便利ですね。タブ区切りのテキストで必要な情報を持つ行だけ取ってくるとか、多用されます。ですが、 [shell] grep chr1 hoge.gff [/shell] では1番染色体(chr1)の …

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samtools view も並列化

Written by bonohu in misc on 水 02 3月 2016.

ときすでにsamtoolsのバージョンは1.3。single threadで遅く、時にはそれが律速になっていたsambam変換も並列化されている。 samtools sortの時と同様に、-@フラグで使用するCPU数を指定。例えば、

[shell] samtools view -@ 8 -bS file.sam > file …

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SPARQLthon41

Written by bonohu in misc on 水 17 2月 2016.

2016年2月16,17日に理研和光にてSPARQLthon41に参加。引き続き、DBCLSで開発中の遺伝子発現目次AOEに公共遺伝子発現データベースArrayExpress(含むGene Expression Omnibus)に無いデータ(=Transcriptome sequenceによる遺伝子発現定量)を補完するのに取り組む。 SRA(Sequence Read Archive)のデータをSolrで検索できるようにしてもらったのを利用して、加えるべきデータセ …

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command lineで github に pull request を送る

Written by bonohu in misc on 木 21 1月 2016.

統合データベース講習会の資料はmarkdownで書かれており、それらをgithub上にアップすることで講習会資料のPDFになったり、統合TVのウェブサイトから見えるようになったり、systematicに処理されるようになっています。それをアップするにはAJACS-trainingさんにpull requestを送り、以前のコンテンツと置き換え …

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sequenceserver

Written by bonohu in misc on 木 29 10月 2015.

先月のBioHackathonで参加者たちがそれぞれに持ってきた研究紹介のパンフレットを見ていて発見したのが、このsequenceserver。何の事はない、Ruby製のlocalBLASTのGUIなinterfaceなのだが、これがinteractiveに複数BLASTをかけてそのalignmentの結果をチェックしたい時になかなか便利。便利だと思っている点をまとめると

  1. それはqueryに対してどこにヒットしたかという、かつてのpaintBLAST的な出力がトップに出る

  2. queryをコピペしたら塩基配列かアミノ酸配列か自動判別してくれる

  3. 検索対象のDBが …

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SRA形式ファイルの料理法

Written by bonohu in misc on 火 25 8月 2015.

以下の様な声をたまに聞く。

DDBJのDRAにはFASTQ形式のファイルがなくてダウンロードできない

と。FASTQ形式はテキスト形式で、圧縮しない状態ではディスク容量を喰う。ブログエントリを書いている2015年8月末時点ですでに約2.5ペタバイトものデータ容量がSRAだけであり、その …

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blast2html

Written by bonohu in misc on 日 23 8月 2015.

paintBLASTとか知っているだろうか?かつてNCBIのウェブサイトでBLAST検索した時に上部に、queryのどの部分にDB中の配列がマッチしたかを可視化してくれるクリッカブルイメージがあったと思うのだが、それを生成するためのツールがそれだったと思う。 それを使ってBLASTの結果を可視化したいと思い、探したのだが、どうも維持されてい …

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圧縮を並列化

Written by bonohu in misc on 土 22 8月 2015.

データ量は大きくなるばかりで、それをファイル圧縮して保存しておくなり、転送するなりが当たり前になっている …

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SPARQLthon35

Written by bonohu in misc on 火 11 8月 2015.

2015/08/10-11は、DBCLS三島というか、DDBJのある国立遺伝学研究所にてSPARQLthon35回目。前回の続きで、SRAに登録されているものの遺伝子発現データベースに登録されていないエントリがどれぐらいあるかの調査。予想に反して多かったので、別ソースでIDの対応が付けられないか、SRAをやっている同僚の仲里さんに手伝ってもらって対応をとってみた。

前回、5234ものRNAseqのSRAエントリがBioProjectID単位でArrayExpress(GEO)に載っていないというショッキン …

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SPARQLthon34

Written by bonohu in misc on 金 17 7月 2015.

2015/07/16-17の両日は、SPARQLthonの34回目でDBCLS柏。前回からやっている、SRAに登録されているものGEOやArrayExpressといった遺伝子発現データベースに載っていないデータをリストアップしてみようの続き。比較するために、BioProjectのIDに変換して同じだたかどうかを判定。データゴニョゴニョは前回でやっていたので、それの解釈が主な …

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SPARQLthon33

Written by bonohu in misc on 火 23 6月 2015.

2015/06/22-23の両日は、SPARQLthonの33回目でDBCLS柏。以前より、この会で取り組み続けている「NGSデータ解析ツールのDocker化とその環境づくり」を続けてやっているところ。最近は主にRNAseqデータの定量をするためのそれに取り組んでいます。日本のSRA(=DRA)に登録され …

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ツキとあたしとfigshare

Written by bonohu in misc on 日 10 5月 2015.

外部での講演、講義、研究打ち合わせが続いた2015年春の大型連休の前後だった。並行していろいろ書き物。振り返ってみると悲しいことを忘れようと …

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GFFでIGVにアノテーションを表示する

Written by bonohu in misc on 金 24 4月 2015.

IGVに表示するためのGFFを出力する捨てコード(Perl)書き。入力はBLASTの結果のタブ区切り出力(-outfmt 6指定して出てくるもの)。以下のコードをhoge.prlとして、 [shell] perl hoge.prl sample1 < BLASTout.txt > BLASTout.gff [/shell] のようにして使う。

9カラム目のattributesは任意だと思っていたのだが、こ …

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NCBI HomologeneのFASTA出力ヘッダを生物種名に変更

Written by bonohu in misc on 水 22 4月 2015.

NCBI Homologeneからいろんな生物種でのある遺伝子のホモログをリストアップした際、デフォルトではそれのmultiFASTA形式ファイルでgiとRefSeqのIDがラベルとなって出力される。それでは人間様にとってはぱっと見わかりにくいので、FASTAヘッダ中に[Homo sapiens]のように含まれている …

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匍匐前進

Written by bonohu in misc on 月 13 4月 2015.

年度初めからショッキングな出来事が多く、仕事がなかなかはかどっている感じがしませんし、実際そうだと思いま …

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突然のreboot

Written by bonohu in misc on 土 04 4月 2015.

- Docker

前日に引き続き。同じようにO/Nでtophat走らせていたが、やっぱり突然virtualboxがreboot。なんなのだろう?

root@21ee049caf37:/data# tophat -o test_out -p 12 -r 100 hg19 1_1.fastq 1_2.fastq

[2015-04-03 01 …

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Tophat2 on docker in Mac

Written by bonohu in misc on 金 03 4月 2015.

- Docker

昨晩帰りがけにO/Nでのrunを仕込んだので、時間はかかるが一晩で終わるかと思いきや、途中でVirtual box自体が落ちてて終わらず。

仕方がないので、1万readに絞ったデータセットを作って、それで実行。すると …

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SPARQLthon31

Written by bonohu in misc on 木 02 4月 2015.

- Docker

SPARQLthonが、職場のある三島での開催の今回。だが、自分は引き続きDockerでbioなツールを動かす系の構築に勤しむ。今回のキーワードは、「ゆくゆくはSPARQLを知らないといけない」。

前回のhackathon後、de novo transcriptome assembly系のTrinityをDocker上で動かすことを試みた。プ …

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ブログ回帰

Written by bonohu in misc on 水 01 4月 2015.

twitterによる情報発信に依存するようになってもう5年以上になるだろうか。引っ越しする前の職場では多くのアルバイト学生さんが居て、彼らに自分たちの仕事や状況を伝えるのに便利な …

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Picard MarkDuplicates

Written by bonohu in misc on 月 23 3月 2015.

NGSな変異解析にはsamtoolsの他にGATKやPicardといったツールを使うらしい。Picardだが、「ピカール」と読むらしい実は「ピカード」という英語発音らしい。インストールはいつものhomebrew。

[shell] brew install -v picard-tools [/shell]

いろいろ …

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cuffdiffの怪

Written by bonohu in misc on 土 21 3月 2015.

cufflinksに含まれるプログラムのcuffdiffは発現差を調べるのに有用なのだが、うまく動かないことも。その場合にしたこととして、 -pまたは--num-threadsで指定するthread数の指定を減らす、それでもダメな場合は1に。 また、IDとNAME両方が一番右っかわのカラムにないとcuffdiffがセグフォするらしい。無理やり書く捨てコード(実 …

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samtools sort の並列化

Written by bonohu in misc on 日 15 3月 2015.

samtoolsのsortは結構時間がかかります。新しいバージョン(1.2で確認)だと、-@というオプションを付ければ並列化されます。

[shell] samtools sort -@ 4 -T /tmp/hoge -o hoge_sorted.bam hoge.bam [/shell]

としたと …

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